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長く続いた虚損の弁証論治

患者さんへの提言  6/6


弁証論治は専門的な言葉が多くわかりにくい部分も多いですね。

治療中にだいぶ説明させていただきましたが、自分の中の小さい自分を養うよう に、胃腸を大事にし、守り、育てていきましょう。そして子育てには、運動や 遊びも大事、健やかに育てていきましょう。

少し具体的に、身体の状態を説明しますと、


身体が疲れているところにストレスが加わると、自律神経がおかしくなり下痢になる

という、訴えがありますね。これは、いまのところは、からだが疲れるという 負荷がかかったときだけに限定された症状となっています。つまり、疲れていな いときは、それなりに身体ががんばる力があるということなのです。

いまの貴女の状態は、右肩下がりで身体の力が落ち、器が小さくなり、壊れ始 めています。つまり、いまの状態を続けると、早晩、なにもしていなくても、 『身体が疲れた』という状態になり、普段から、自律神経がおかしくなり下痢に なるといった症状を出すようになってしまうということです。症状としては、そ ればかりではなく、もっと沢山のものが出てくる可能性もあります。

つまり、ここが踏ん張り所!。今回、二ヶ月間の治療を通して、ダラダラとし た出血がとまり、どんなふうに考えていけば良いのか、目処がついたのではない かと思います。

今を一番底にして、ここからは、少しでもいいから右肩上がり になって、器をしっかりさせ、少しでも身体を充実させていって頂きたいと、私 は強く願っています。遠い地で、直接的に拝見させていただくことは、もうでき ませんが、いつでも見守っていますから、メールでもなんでも、相談してくださ いね。がんばりましょう。







身体を充実させるために

1)間食、お菓子はやめる!!

食事がおいしくない、取れないからといって、お菓子を食べてしまっては悪 循環。小さな子供を育てるときの、『お菓子ばっかり食べて、ご飯を食べない』 という状態になっています(;^^。

とにかく、お菓子や間食とは、すっぱり手を引いて、お腹を充分すかせて、ご 飯を食べてください。間食やお菓子が入ると、結局不規則な生活に為り、悪循環 がはじまります。食事は大切にしましょう。

2)食物を感謝していただきましょう

食事をよく噛んで感謝していただくということが大切です。食事というのは、 その生命をいただくということです。私の身体のために投げ出していただいた、その生命をいただいているわけですから、 そのひとつひとつが、自身の新たな命の糧となるよう、心をこめて よく噛んで味わって食べるようにしましょう。

3)身体を動かしましょう。

運動というのは、その人の器にあわせておこなわなければ、却て疲れて、身体 が消耗するばかりではなく、身体をこわしてしまいます。

今の段階での運動は、ゆっくりと散歩などをして、手足をうごかし、隅々まで、 呼吸した酸素がゆきわたるように、自分の血液がゆきわたるようにと感じながら 行う程度で充分です。

3)毎日、足三里のお灸をしましょう。

がんばってね(^^)








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切診 3/6

五臓の弁別 4/6

病因病理:論治 5/6

患者さんへの提言 6/6






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