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中寒 ひえにあたる


寒は天池殺癘の気です、虚した人がこれにあてられた時は、昏冒、口噤み、四肢が まっすぐにこわばり、攣急、痛み、悪寒あるいは発熱、面赤く、汗があります。ま た、熱がなく、頭痛がなく、手足が冷えるものもあります。また、腹がいたみ、吐 瀉し、涎沫を吐すものもあります。あるいは戦慄して、顔が痛み、衣を引き寄せて しんどがり、寝ているものもあります。脉は遅です。

気海関元に鍼灸し、あるいは腎兪、肝兪に灸する。卒倒して人事不省になったもの は神闕に灸。






【訳者私見】

寒邪という外邪にあたったものに対しての治療法として、気海関元、腎兪、肝兪な ど、裏に対して温補などのアプローチをとり、結果として寒邪を払っていこうとい う発想だと思います。細かい症状を追うよりも、裏を建てることによって冷えをと れという、考え方のようですね。







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