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知一庵さんの【写真館】より

損傷 そこないやぶる


経に曰く。

堕墜、折傷すれば、お血が腹中にたまり、腹満し、大小便が通じず、心腹 に攻め上がって悶乱して死ぬ者がいます。これは瀉しなさい。

また、皮膚がやぶれて血がでたものは補いなさい。

足の内踝の下、然骨の前を刺して血を出しなさい。それで止まらなかったら、大敦より血を取りなさい。

また足背の動脉のところに、三毛という穴があり、これに鍼を刺して血を出しなさい。右ならば左に、左ならば右を刺しなさい。

太衝、崑崙も鍼して血をとりなさい。

灸はよくないです。






【訳者私見】

お血を瀉すために、然谷、大敦、太衝、崑崙などの、足の末端穴を利用していま す。井穴刺絡という発想なのでしょうか。

崑崙は、足膀胱の経穴であり、太陽経の気を通じ、逐お破血するとあります。

右ならば左に、左ならば右にとして、太衝をつかっているのは、気の偏在を整え て、お血を動かしやすくするということかもしれません。







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