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症状を押さえる薬、自覚症状から



困った症状があり、病院でみてもらったり、薬を飲むことがあると思います。

そして自覚症状が改善した時、よくなったと思うのではないかと思います。

私たちの体の生命力は、充実してさえいれば、病という傾きを自分で治す力があります。

傾きが大きい時に、症状を目標に薬を飲むということは、傾きの出っ張りをとりあえず取り去り、あとは自分の生命力が充実して、病状の改善を図ろうという手段だと私は思います。




風邪を引いた時に、鼻水が出て困った。このとき、鼻水を止める薬を飲むことがあると思います。鼻水は止まったけど、風邪が治ったわけではありませんよね。風邪自体は生命力の回復によって、身体から出ていくわけです。

鼻水という身体のバランスの傾き症状は薬で取ることは出来ますが、風邪自体を治すという生命力の充実は薬では取れないわけです。

これは薬の種類にもよりますが、症状の改善だけを狙った薬では往々にして、このような事態になることがあるようです。

そして、逆に、症状は改善したけど、かえって生命力を損なってしまうという薬の副作用もありますね。

ですので、薬を飲むということは、そのあたりの、症状と生命力の回復をあわせみながら、飲んでいくのが重要ではないかと私は思っています。


病からの脱却の王道は、自分の生命力の充実だと私は思っています。

症状の改善は、本来、生命力が充実したことにより、自然に消えていく物であると思うのです。

そして、この方法が、一番安全なのです。しかしながら、一番大変なのかもしれません。




もうひとつ、厄介な問題があります(^^;)。

自分の自覚状態ということです。

人間は、生きる意志というやる気をもって生きています。

これは、本当に大切で、人間が活き活きと輝いて生きるエッセンスかもしれません。

でも、これのおかげで、素体の生命力の充実をうまく図れない時があります。

楽しいことや、自分でやらなくては~などと思う時、やる気がうーんとでて、頑張れた。
でも、そのあとぐったりした。などという経験はありませんか?。

人間は、”気が張る”ことによって、頑張れます。

でも、自分の実力以上に気が張ることは、一時的には出来ても、素体にはかなり負担をかけています。

そしてこれが一時的でなく、連続してしまえば、もっともっと素体が貧弱になり、生命力が少なくなっていき、深い病への道となってしまいます。

このあたり、非常に微妙なところだと思います。




自分の生命力への過信は、生命力を損ないます。

しかしながら、逆に、必要以上の不安も、活き活きと生きるという人間本来の美しさを発揮できなくなるということになっていまいます。

己を知り、過信することなく、不安に足をとられることなく、大胆にて細心に。生命ある時間を楽しみましょう(*^0^*)。






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