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私のからだのお話
”その人の身体を丸ごとひとつのものとして理解していく ”2002/07/06



私は、ずーっと昔は、本当に、いろいろな愁訴のデパートでした。腰痛にはじまり、肩こり、からだのだるさ、また、めまいの発作で何度も倒れたこともありますし、また突発性難聴なども数回経験しています。病名こそ付かないものの、”不快で手におえない身体”をどうにかしていくことは、私にとっては本当に必要なことでした。

でもね、長い間、めぐりあえなかったのです。

数知れず病院(整形外科などを中心として)にいきましたし、たくさんの民間療法のドアをくぐり経験しました。

それでも、”私の身体”を理解するには致らなかったのです。

対処療法的なことはあれこれ提案され、それなりに効果はありました。

でも、私の身体を、丸ごとひとつのまとまりとして、心身ともに考えていくという視点にめぐり合え、身体を理解することから養生、そして体調の管理という今の私のやりかたにめぐり合えるまでは、本当にバラバラな情報に埋もれてしまっていました。




”その人の身体を丸ごとひとつのものとして理解していく”という視点からの治療が私にとって、本当に必要なものであったのです。そして不快な症状が解決した今は養生法として、私自身の手入れをしています。

ですので、こないだお話したように、私は私自身によく鍼をしますし、また漢方薬もよく飲みます。十全大補湯酒もそういった養生のひとつとして、取り入れています。発症して困っているような状態ではありませんが、身体の手入れ、養生は、私自身が健やかに気持ちよく生きていくためのとっても大切なものになっています。

私が手に入れることが出来た身体の理解からはじまる養生、治療法で、ひとりでも多くの方々の健康づくりのお手伝いをさせていただければ嬉しいなあと思い治療室を開いています。






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