. . .
検索エンジンGoogle


 ブログ        ビッグママの治療家日誌 日々のお話はこちらで。雑談です(^^)
 一元流鍼灸術   専門家向けです。東洋医学的な質問はこちらへ
 更新情報      ブログ以外、HP全体の更新情報です
 不妊別館      不妊症専門のブログです

20年前の『不妊』との出会い



いまからもう20年前。

25歳の私は、妊娠について考えるまもなく妊娠し、当たり前のようにお腹が大きくなり、ある暑い夏の日に赤ちゃんを産みました。

妊娠してから、「妊婦さんには運動が大事」と知り、マタニティースイミングに通いました。

大きなおなかをかかえて通うマタニティースイミング。私の出産予定日は7月25日で、お仲間には5月ぐらいから、9月ぐらいまでの出産予定日の方々がいらっしゃり、『もうすぐママになる』という共通点で、話がはずみました。

20代が中心の仲間の中に、25歳の私よりはちょっと年上、30台半ば過ぎと思われる妊婦さんがいらししゃいました。出産予定日が近く話がはずみ仲良くなりました。あれこれ話しするうちに、彼女の妊娠にまつわるお話を聞きました。

『赤ちゃんが欲しくて、だいぶ大学病院に通っていたの。でも35歳になって、ドクターから「治療をおしまいにしましょう」といわれて、コタツで泣きにないていたの。そしたら、なぜだかポコッと授かって・・・』

大きなおなかをさすりながら話す彼女は、とても安定して幸せそうでした。




もう今から20年も前のことです。マタニティースイミングでは、私と同世代の元気な若い妊婦さんが多く、私自身も当たり前に妊娠し妊婦になっていたので、ちょっとお姉さんの彼女の『赤ちゃんが欲しくて、病院に頑張って通ったけど、もう治療をやめましょうといわれて絶望的な気持ちになった』というお話を、すでに妊婦になった彼女を目の前に、私はあまり実感なく、ふーんそういうこともあるんだなあと思いながら聞いていました。

目の前の彼女も一緒にスイミングを楽しむ普通の妊婦さん、なんら変わるところがありません。

一緒に楽しくプールの時間をすごし、私は7月に、彼女は8月に出産しました。

翌年、彼女は私より少し早く年子のお子さんをを出産し、私も続いて年子の女の子を出産しました。10歳近く年齢の違う私たちでたが、その2年の間に、次々と年子の子供を授かり、二人のお母さんになったという過程はまったく同じでした。




今思うと、彼女の不妊は、いわゆるストレス性のもので、大きな器質的な問題はないケースだったのでしょう。

20年前の治療では、卵子と精子を直接的に出会わせて子宮に戻すという体外受精の技術がありません。あとちょっとという不妊状態に対して、なすすべもなかったのでしょう。

これがあきらめて泣き腫らし、身体にストレス状態(気の欝滞)がなくなったとたんに、卵管采が上手に動いてくれて、赤ちゃんがふわりとやってきてくれました。

あとちょっとの不妊状態だった彼女に、こうのとりの神様が微笑んでくれたわけです。

不妊は、オールオアナッシング。つまり、妊娠できるか、出来ないか二つに一つです。

彼女のように、大きな問題はない、もう一息だという状況でも、ただ「妊娠できない」という事実の前には、不妊という状態しかありません。




もうあと一息、でも精子と卵子が上手く出会えていない。

この解決に、現代では体外受精という選択肢が用意されています。 出会えていない精子と卵子を体外で出会わせ、子宮に戻す。このことで沢山の方々に

朗報がもたらされました。本当に有難い治療方法だと思います。

赤ちゃんが欲しく、大学病院に通うころの彼女に、いまもし出会えたらとふと思うことがあります。

彼女は、病院の先生からの話にショックをうけ泣き晴らすということで、からだがストレス状態から脱し、全身の気のめぐりの悪さがとれ、卵管采が気持ちよく動き卵子をキャッチし、精子と出会い、肩の荷が降りリラックスできた子宮内膜にスムーズに着床できたのでしょう。




彼女が、最後に妊娠を得ることが出来た状態、それと 同じ状態を作るように鍼灸でお手伝いができます。

アドバイスができます。

また、現代では体外受精という手段があります。もし体外受精の周期に入っていれば、そのお手伝いをすることができます。

赤ちゃんが欲しい、妊娠したい。そう願っていらっしゃる方々に、 少しでもお手伝いが出来れば、私はとってもとても嬉しいのです。



.....ビッグママ治療室不妊婦人科別館の目次に戻ります........
一元流鍼灸術

メイルの宛先はこちらです→pxl02541@nifty.ne.jp.お手紙はこちらへ...メイルの宛先はこちらです→pxl02541@nifty.ne.jp.


pxl02541@nifty.ne.jp

★ご自由にリンクしてください  ★転載は許可制です。 ★著作権を主張します

ホームページの開設は、1996年10月10日です