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お灸をしよう! 「自分で出来るからだの手入れ」



お灸は手軽な健康法です。

鍼灸院で、あなたにあったお灸のポイントを発見してもらいましょう。

また、この本でも紹介しています、いろいろなツボ(足三里、脾兪、胃兪、腎兪、関元、中注など)も、使ってみてください。




お灸をする時間について



お灸をするといことは、身体の中で意識のポイントを作るということです。

活発に他のポイントが動いているときをさけます。お食事の前後は胃腸が活発に動いていますので不適です。お食事の前後2時間は避けましょう。

お風呂は全身の気が大きくめぐりますから、直前にお灸をしても、お風呂にはいることで、意識のポイントとしてのお灸の意味がなくなってしまいます。お風呂の直前は避けましょう。

お風呂に入った後は、全身の気がゆったりと大きくめぐっています。このときに意識のポイントであるお灸を入れるのは非常に効果的です。ただし、お風呂に入った後の皮膚は柔らかくふやけている場合があります。水ぶくれができやすくなっています。水ぶくれが出来るかどうかは、ご本人の体質、皮膚の状態にもよります。ご自身で注意しながら、少し時間をあけたり、よく水分を拭くなどの工夫をして、お灸をしてみてください。水ぶくれなどの問題がなければ、お風呂に入ったあとはお勧めです。



市販のお灸の選び方

ドラッグストアにいきますと、いろいろとご自身でできるお灸が取り揃えられています。 こういったお灸は、『お灸はぐっと熱いのが好き!』という熱烈お灸ファンに答えるラインナップになっているような感じがします。

私がここでお勧めしているお灸は、生命力をあげるため、身体の土台作り、健やかな胃腸の状態作りのためのお灸です。選んでいただきたいのは、ソフトなお灸です。

レギュラーと書いたものでは、強すぎる場合があります。いままでに市販のお灸を使うと水ぶくれになってしまうんですという方は、是非、ソフトタイプのお灸にしてみてください。これで充分利きます。くれぐれも、『熱いお灸好き』用の強いお灸は買わないでくださいね。せっかくのすばらしいお灸が、熱いからイヤ!水ぶくれができるからイヤではもったいないです。

水ぶくれができやすい人は、皮膚の表面にいらない水を溜め込んでいるタイプの方である場合が多いです。こういう方こそお灸をと思います。お灸をする時間をむくみのすくない朝にしたり、ソフトタイプのお灸で熱さを感じたら、少し位置をずらしてみるということもいいと思います。

また、私の治療室では、妊婦さんには、棒灸をおすすめしています。これはなかなか市販品にめぐり合いません。鍼灸院にご相談ください。


お灸の頻度、回数について

毎日一回、少なくとも週に3日以上はお灸をしましょう。

ひとつのツボに一回ずつお灸をします。
あまりに熱すぎるようでしたら、位置を少しずらしてください。
逆にまったく熱さを感じないようでしたら、同じ場所で2回、3回とくり返してください。
水ぶくれが気になる場合は位置を少しずらしてもいいでしょう。

しっかりと熱さ、暖かさを感じるまでお灸をしてみましょう。

あまりにも熱さを感じにくいようでしたら、強さのランクをひとつ上げてもいいでしょう。
ただし、くれぐれも強い刺激を追い求めることはしないでくださいね。






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