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論治

弁証  5/6



弁病のところで、時系列にみていくということをしていった結果、痺証ではないかとの考察が出てきました。ここでは、それを現時点での症状から把えていきます。









【寒】【熱】


クーラーで悪化。(冷えてつらい

暖房でも悪化(のぼせがきつくなる、顔がほてる)

寒熱両方とも弱いことから、衛気の弱り、気虚などが考えられます。暖房でのぼ せてしまうことから、上焦の内熱も考えられます。




【風】


クーラー冬、暖房など風にあたると悪化。

原因不明の肩、腰、膝、手指の痛み

〔この風がいやだというのは、衛気の弱りを示しているのではないかと思いま す。衛気の弱りは肺気の弱りとも考えることが出来ましょう。〕

初期の段階では、あちこちに動く関節の痛みでしたが、現時点では、冷風にあ たると痛みが増すということから、風痺から寒痺へ痺証の病状が深くなったのでは ないかとの考察が出来ます。




【肝】


春により悪化 精神的な無理、生活環境の激変によるストレスにより発症。

目の痛み(肝の蔵する血の不足、肝気の昂進による痛みと考えた場合)

異常食欲(肝気の昂進。本症例の場合、脾胃の問題というよりも、精神状態によ り、食欲が昂進したり、食べられなくなっているため)

眠りが浅い

夢をよくみる。

強い緊張状態

手指の振戦(肝風)

筋緊張が強い

顔面痙攣

気を使ったとき(悪化)

入浴(良い変化)〔入浴で寒邪がゆるんだり、気滞がゆるんだりします。ただし 長く入ると疲れてしまう〕

緊張する(悪化)

感情的になると悪化

生理前に悪化

生理時の痛み(目、乳房)

右の臨泣ー実




【心】


動悸、多汗、抑鬱状態、

右の神門ー実




【心包】


内関ー虚




【脾】


食欲不振、異常食欲、下痢、体重の減少と増加

微熱〔気陰両虚の可能性〕

食事は時々おいしい、腹がはる(時々)

甘いものの多食

便の量が少ない、きつく臭う。便が出切らない感じ、下痢、軟便、水状便

足三里ー虚

季肋部に湿痰の積もり

脾兪ー虚

左右列缺ー内関ー虚

眼瞼のむくみ。

アルコールを飲む(悪化)




【肺】


よく風邪を引く

列缺ー虚




【腎】


朝夕の下肢のむくみ

からだのだるさ、のぼせ、ふらつき、耳鳴

肉体疲労時に悪化、

一日10回以上の小便。残尿感があり、夜間排尿が五時ごろある。

下腹の抜け。臍下の盛り上がり

白髪が急に多くなった。

目が疲れやすい




【胃】


顎関節症の悪化。朝特に口があきづらい。だんだん重くなっている。




【三焦】


左三焦兪ー虚

右の陽池ー虚




【気虚】


一日のうちいつもつらい

くーらー、冬、暖房など風にあたるとつらい

朝おき難い

よく風邪をひく

生理の前からあとまで悪化

百会ー開いている

旅行後の悪化

長い入浴でつかれる、温泉もつかれる




【気陰両虚】


微熱




【気実】


口渇が常にあり、舌がかわく。

月経前の悪化。

のぼせ




【お血】


生理時の親指大の塊、生理の色が濃い、量が多い




【虚】


耳鳴(朝起きる時や、ふとした拍子にでる。『わー』という低めの音が多く、 時々『ピー』と高い音がする耳鳴)




【相互の強弱】


悪風から、衛気の弱りの状態が考えられる。

肝気の実をあらわすものが沢山あるのに、脾胃の弱り、そして腎気の弱りが非常 にきつくなってきている。




☆論治☆


.....ふらつき弁証論治のはじめに戻ります........




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